きびちょ

ケジメをつけろ

　何年ぐらい前になるでしょうか。あつみ温泉が新潟のバスで溢れたという話、聞いたことありませんか。多分・バスに書かれた利用団体名は「越山会」となっていたと思います。こんな日が何日か続いたということだったです。「越山会」とは、言わずと知れた総理大臣も務めた田中角栄の後援会の名前ですネ。

▲今は、こういう事は出来なくなったんでしょ。だから、そんな時の旨味を、自分のお金を出さずに味を占めていたのが、首相が主宰する「桜を見る会」ではないですか。年々参加者の数が膨れ上がっているんだト。しかも、それは首相の地元後援会員だというのだゼ。

▲明らかに税金を使った選挙運動・やってはいけない「饗応」というヤツに当たりませんか。18年度は予算の３倍の支出になったというので国会で問題になっているんだ。これが何年も続いてきたとは、大事件でしょうヤ。

▲一方・こちらは「秘書が」香典を持って行ったからと、大臣を辞めた菅原経産相だ。この方・蟹やメロンを送ったとかで、既に週刊誌に登場していた方だト。今回も週刊誌に捕まったのだ。国会で説明をする・と言いながら辞表を出した。そしたら、与党の皆さんは説明責任を果たさせようとはしないんだ。首相も「選んだ自分に責任がある」と言いながら、頭を下げただけ。

▲どっちも国会としてケジメをつけろ。責任を認めて大臣を辞めた人は、選良じゃアルメー。線香を配った人は辞めたんだゾ。それを庇うのかヨ自民。検察は何もしないのか。

（小野寺五典・防衛相が99年に選挙民に名前入りの線香を配り、公選法違反で書類送検され議員辞職に追い込まれている。）（石川）