きびちょ

少ない赤とんぼ

　♬夕焼け小焼けの赤とんぼ　負われて見たのはいつの日か

　ご存じ三木露風作詞・山田耕筰作曲の赤とんぼの季節です。この頃は負われている子を見なくなりましが、田舎らしい風情の赤とんぼが、今年は極端に少ないと思いませんか。

▲例年ですと、車で移動中に何頭もぶっつかり、ゴメンヨ・なんて言いながら運転していたもんですが、今年はそんなことがないようです。今思えば、蝉も少なかったし、イナゴもいなかったじゃないですか。そうそうアメシロも出なかった。

▲アメシロ消毒は集落ごとに頑張ってきたが、それでもあれで全滅させたとは誰も思わないだろうし、イナゴも消毒は効いているとは思いますが、蝉・とんぼは？となる。

▲何故なんでしょうかねー。誰か研究していると思いますが、不思議な年だと思っていましたデス。俺はドクダミに手を焼いるが、皆さんは何か植物に気が付いた物はありませんでしたか。外来植物のセイタカアワダチソウが、葛(かずら)に抑え込まれていたっけゾ・という楽しい話は聞いたが。

▲極端に大きな台風19号などは、地球の温暖化に関係あると言われておりますが、この辺の稲も柿も平年作以上とのようですから、虫類にとっても気候変動とは結び付かないのでは思われるんだが。

▲いつかテレビで見た外国の実態は、虫類全体の量が何年か前と比べると半分以下に減っているというものだった。それは地球の生態系が大変なことになっているゾ言うものだったんだが。（石川）