世界の国々 セネガル(アフリカ)

使用規制と罰則強化 青山 崇

民報藤島2019年09月08日第1215号


 西アフリカ・サハラ砂漠の西南端に位置しかつては奴隷貿易の拠点であった。

 国土面積は19万6千㎢で、日本のほぼ半分。人口は1310万人。首都はダガール。

 サッカーが盛んで、今年2月ロシアW杯をかけて日本と闘い引分けた。

 現在大西洋に面した海辺には、世界中から観光客が押し寄せ、プラごみで海が最も汚染されている国の一つです。

 セネガルから海に流失したごみの量は25万4770トンで、これは経済規模や人口、海岸線の距離で、セネガルをはるかにしのぐアメリカに次ぐ多さとなっている。

 2003年に南アフリカがプラスチック製袋を禁止して以来、アフリカでは34カ国(57カ国中)が法律でプラスチック製品の使用を抑制しようとしている。

 セネガルの環境大臣は、法律を全面的に施行し、また罰則も強化すると語っている。


ダカール郊外にある市場で、プラスチックごみを身に着けて危険性を訴える環境活動家=7月26日(ロイター)


(セネガルの海辺)


JCP鶴岡地区委員会HPへ