７月26日付しんぶん赤旗「潮流」に書いてあった。最北の島国アイスランドのことである。国土の約１割は氷河に覆われ、夏でも楽しめる氷河ハイキングやオーロラが人気の国である。
国土面積は日本の３割、人口34万人ほどの小国で、首都は港湾都市レイキャビクで12万人、国民の３割以上が住んでいる。
シンボルである氷河が、地球温暖化によって異変が起きている。
５年前に一つの氷河が消滅、２番目に大きいラングヨークルト(クルトは氷河の意味)は、現在65％が、２０９０年には全部滅するともいわれている。
そして、氷河が溶けて島全体が、現在で３・５㎝も浮き上がったとも。
それで、消滅した氷河があった場所の近くに「今後２００年間にあらゆる氷河が同じような道をたどっていくだろう」。と記した警鐘を鳴らす銘板が設置された。
ラングヨークルト氷河
