きびちょ

大統領の重大発言

民報藤島2019年07月14日第1208号


 先週は、G20大阪サミットの議長を務めるんだから、頑張れやと首相にエールを送ったんだが、皆さんは結果をどう思いましたかナ。

▲しかし、案外気にしてないか。新聞の扱いは、トランプ大統領の呼びかけに北の金正恩国務委員長が応えて、電撃的に逢ったという記事に隠れてしまったようですヨ。

▲日本で初めて開かれたサミット。世界で注目の国際イベント。大金を使い張り切った華々しい行事も、多くの期待を裏切ったとの報道だから、むしろその方が良かったカモ。

▲つまり、貧困と格差のへの取組が希薄だったとか、国民の声を無視する国会運営を外交の舞台に持ち込んだようだとか、「大阪トラック」は何を目指したのか不明だなど。気候変動対策では、パリ協定を掘り下げないで米国を擁護した首脳宣言になったとか言われては、目的を果たせたのかナ。

▲しかし首相は、中央に座りいい気持ちで居られたことは間違いない。だからこそいい気になって言ったんでしょうヨ。大阪城にエレベーターを付けたのは失敗だったとネ。終わった翌日から問題に。

▲もっと大きな問題は、安保条約が米国に不公平だとの発言に何にも言わなかったことでしょう。安保法制=戦争出来る法律ができ、憲法に自衛隊を書き込む首相の考えに悪乗りするつもりか。前から話していたんだ・とも。

▲基地があるから起きる重大な犯罪も、手を出せない地位協定。これの改定さえ口に出せない首相でも、血も金も出せーだば・許せめーと思うが。(石川)


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