世界の国々　ベトナム①

日本の原発やめスエーデンの風力発電輸入　青山 崇

　インドシナ半島東部に位置し、人口９２７０万人、国土は日本とほぼ同じ、首都はハノイである。

　ベトナム戦争（１９５５～１９７５年）で、小国ベトナムが超大国アメリカを敗北させた。

　当時「近代兵器も必ず弱点がある。ベトナムはその弱点を研究し低空飛行機を撃墜した」と聞き、私はなるほどと思った。
戦が終わって間もなく50年になる今、ハノイは日本や韓国などの企業が進出し活況を呈している。

　そのエネルギーとして日本から原発２基の輸入を国会が承認した。

　しかし福島原発事故の教訓から国会は白紙撤回、スウエ―デンの風力発電所を輸入し技術援助も受けている。

　ベトナム戦争で米国は大量の枯葉剤を撒き散らした。

　その被害で下半身が繋がって生まれたベトチャンとドクちゃんが大きな話題になった。

　日本医師団の手術で分離に成功、兄のベトちゃんは亡くなったが、ドクちゃんは２０１７年広島国際大学客員教授になり、結婚し長男をフーシー（富士）、長女をアインダオ（桜）と名付けるという親日家である。