きびちょ
安倍独裁×忖度
民報藤島2019年04月21日第1197号
それは1日の夜・福岡知事選挙の激励集会で自慢したものだ。だから事実と異なるなんてもんじゃないんだゼ。首相を忖度して予算を付けたと。忖度を口にしたら忖度でねーゼ。
▲地元では、「安倍・麻生道路」と呼ばれているという。しかし、関門海峡には既に2つの道路が通っており、無駄な公共事業だとの批判で11年前に凍結されたものが、安倍首相の政権復帰により再び動き出したんだト。
▲「これは総理と副総理の地元の事業だヨ」と自民党参議院の幹事長から言われ、「分りました」と国交省の副大臣の立場で予算をつけんだ。私が「国の事業に引き上げ予算をつけたゼ」・と自慢したもの。立派?に職責を果たしたんだから首相はクビに出来ないんだナー。
▲事業の早期実現を求めて国交省に出された要望書には、安倍首相の名前があったと国交大臣が認めたんだ。国交大臣に首相が「道路を作って下さい」とお願いしたんだゼ。予算は調査費で4千万円だが、事業が始まれば総額2700億円という巨額になるんだトカ。
▲問題なのは、政権中枢の政治家の地元だからと予算をつけたのだから利益誘導ということ。併せて彼らの利権政治だ。いらない道路だから税金の無駄使いになる。集会で自民党に入れるとこんなに良いことになるんだゼ・これも利益誘導だ。副大臣の力の誇示も。
▲沖縄・消費税など、国民の声を聴かない独裁政治に、モリカケと統計に今回と忖度の連続だ。塚田国交副大臣は辞めたが、選挙で決着をつけなきゃ。(石川)