きびちょ

再軍備反対

　憲法は国の未来、そして国の理想を語るものでもある・とは、首相の年頭会見の一節である。その通りだと思いますがダ、そう言いながら憲法を変えたいと言うのだから、年頭から変じゃないですか。

▲先の大戦を反省し、戦争放棄を高らかにうたい、世界から憧れの眼で見られてきた現憲法。これが変わらない国の理想であり、理想の姿なんですよ。

▲これを嫌い、戦争法・秘密保護法などを強硬採決で上げ、なお憲法に自衛隊を書き込んではいつでもアメリカと一緒に戦争できる国にしたいのが、首相執念の改憲なんでしょ。首相の言・いつも聞こえはいいが変ですよ。

▲北朝鮮・中国の動きを利用して危険を煽り、トランプの言いなりに武器を買う。これが防衛費と言って５兆円を大きく超えるものになっている。それは、高齢化に伴い、当然大きくなる社会保障費を削っての仕事なのだ。

▲かつて睨み合っていた国境は現在、誰でも行ける観光地になっていると写真がありましたよ。去年歴史的な米朝の握手。平和な朝鮮半島の実現のため、近く２回目の首脳会談が予定されているとトランプが発表したでしょ。

▲こんな時、新たに百機をこえる戦闘機が、何故必要なんだヨ。平和への流れから、アメリカでもいらないから買えと言われたんだろうが。耐用年数が30年というもんだとさ。

▲狭い日本、どこに置くんだこんな物。持っているだけでシタタカ金が掛るんだゼ。誤魔化して空母まで作るってカ。こうなりゃ再軍備だゼ。（石川）