カカシの笑顔で「おもてなし」を

藤島歴史公園に提案

収穫感謝パーティ　工藤正喜さん

丸森町のカカシ ボランティア含め７５人が参加

　藤島歴史公園「Hisu花（ヒスカ）」にカカシを取り入れて賑わいをつくったら！

　カカシを町おこしに取り入れている宮城県の丸森町に２度研修に行き、提案しているのは工藤正喜さん（藤島駅前）。

　11月22日に藤島体育館屋内運動場で開かれた庄内農業高瑞穂同窓会・藤島地域連絡協議会の地域交流会で、会長あいさつの中で述べられました。

　丸森町では、１００体以上のたくさんのカカシが笑顔で「おもてなし」。過疎が進む町に、明るく元気を取り戻しています。

　工藤さんは、藤島小学校にカワヅザクラを植樹するなど、地域の魅力に「磨き」をかける人材の一人です。

■収穫感謝パーティ

　庄内農高同窓会の藤島地域交流会を企画したのも工藤さんで、今年で３回目です。

　収穫感謝パーティとして開き、今回は藤島にゆかりのある日向理元さん（54）が「ワイン造りと楽しみ方」と題して講演しました。

　日向さんは、旧藤島町豊栄出身の故・日向康吉氏（農学博士・東北大名誉教授・鶴岡市名誉市民）の長男。

　現在は外資系証券会社に勤め、日本ソムリエ協会認定のシニアワインエキスパートの資格を持ち、ワインに関する外国の書籍の翻訳もあります。

　２年前から酒田市八幡地域で、庄内農高出身の阿曽千一氏の協力を得て、ワイン醸造用ブドウの栽培を始めました。