きびちょ

消費税引き上げ阻止

　社会保障のためにと始められた消費税は、どこで景気がよくなったのか庶民には判らないが、安倍首相は来年10月から10％にするんだと息巻いている。

▲私たちは、消費税導入後、社会保障は年々悪くなり、その度法人税が引き下げられてきたことを知っているし、消費税の導入も順次の引き上げも、財界と大企業からの要求だということを知っている。またこの間、国民の大きな反対で何回か引き上げを止めてきたことも判っている。

▲今回も引き上げをストップさせることは出来るゼ。次の選挙で消費税増税に賛成な勢力を減らせばいいのだ。つまり、自民党と公明党の議員を落選させ、消費税によらなくても財源は確保できると詳しく提案している共産党を伸ばすことだ。

▲引き上げ実施で予想される景気の落ち込みに、アーダコーダと言っているが、景気対策を考えるなら、やらねばいいのだゼ。低所得者や低年金者へ月５千円をくれるという対策は、やっかいだからともう諦めたとの報道。

▲厄介な仕事でいえば、消費税を計算して納める側の対応も心配されているようだ。８％・10％を記録する機械のプログラムが出来ないとか・大金が必要だとか。インボイスとかいうやり方が難しく、制度として成り立つのかが言われている。

▲低年金者でいえば無年金者へも３・３万円支給せよと全日本年金者組合は要求している。この額は、国民年金を満額もらった場合、半分は国庫負担分だから誰でも貰う権利があるというものだ。（石川）