きびちょ

逆走台風は

　手のひら返しという言葉があるが、困ったことに俺たちはこんなことに２度も遇っている。それは、敗戦を境にした考え方の違いだ。この戦争は聖戦なのだ・そのうち神風が吹く。相手は鬼畜だと教られていたものが、そうでなかった時だ。

▲次が、憲法解釈で集団的自衛権はないんだと長く信じていたものが、憲法の読み方を閣議で変えたという（国民は信じていない）・安倍政権による戦争法の強行だろう。

▲国民の意に添わないことをゴリ押ししてきたこの５年。ある時、不順な天気が続いた時節に俺は「首相が悪いからだ」と言ったんだ。そしたらイキナリ食って掛ってきた人が居たものだったが、今回の台風12号にそんな感じがしませんか。

▲ウソ誤魔化し・隠ぺい・改ざんに、自分を守る忖度(そんたく)の組織で誤魔化し通したモリカケ問題などを見れば、台風だって逆に進むのも政治に倣(なら)ったものではないだろうかと感ずるのだが、どうでしょう。結局困るのは国民なのだ。被災された方々にお見舞い申し上げます。

▲逆に、真っ直ぐはっきりで気持ちいいのが、今時・８時過ぎ南の空に見える火星・土星・木星のラインだ。土・木の間にはアンタレスが幽(かす)かにあるんだが、月の出ぬ間が見どころ。なんか気持ちがスッキリするのは俺だけかナ。

▲左側の火星は、15年ぶりに大接近の年に当たっているとの事だが、３つとも大きく見えるんだ。ここ何日か無風で寝つきが良くないが、これを見るとナンか落ち着いて寝られるようですヨ。（石川）