きびちょ

夏を乗り切ろう

　雨にも負けず　風にも負けず　夏の暑さにも負けない丈夫な体を持ち・・・とは、宮沢賢治の有名な一節だが、この夏は命に係わる大変な温度だゼ。しばらくは、この高温に負けないように逃げて回らねばならないネー。

▲原因については、学者や気象関係者にお任せにすることにしても、私たちは救急車のお世話にならないように気を付けたいところ。

▲しかし、雑草は丈夫だ。豆の葉などがチリチリしてきてもナンテことがない。俺は夏の暑さには負けないが、夏の草には負けアンベだ。隣接する畑の方には迷惑を掛けてるカモ。

▲ひと雨降るとその元気のよいこと。特に気になるのが一面のスベランショだ。まさに輸出できる程の多さだゼ。そんなにもあるものだから、道の駅などで売っているように乾燥して冬に食べる保存食にしていたものだ。少し酸味があって、俺は嫌いではなかったな。

▲これを夏に食い始めたのは何時頃からだったかはっきりしないが、少しの酸味と少しのヌルメキがある。トロロ芋など、ヌルメキがある物は体に良いというから、これもそうだろう位に思っている。茹でて辛子醤油を付けるだけだから、一度挑戦してみてはいかがかナ。

▲時間が掛るが、蕨たたきはヌルヌルして美味しいのは皆さんご存知の通りだが、こっちは時間が掛らないからたたいてみてはどうだ。

▲バンケに始まりモチグサ・カンソウ・消毒前の柿の葉・ブナの葉などの天麩羅は、自然の恵みだ。変な物の恵み・知っている人は教えてよ。ナ。（石川）