きびちょ

「だんこぬける」

民報藤島2018年07月08日第1158号


 何かの行き違いで、明日にも戦争が起きるのではないかと思われる憎まれ口をきいていた米朝の2人が、がっちりと握手をした。その上、お互いが人間性を褒め合っている。その時の署名にナンダカンダというヤツラがいるが、誰が何と言おうとも戦争の危機は遠くなった。それでいいじゃないですか。制裁と言う言葉は、使いたくないとトランプさん。

▲しかし、国連が決議した制裁とヤラはまだ生きているもののようだ。だからか日本が、「こっそり油を引き渡していたっけ」と国連に知らせたと28日の新聞に出ている。これがかつての新聞には、トランプさんに教えたと出ていた。つまりは、点稼ぎの密告と読めるものだったのだ。それは、話し合いを否定し圧力一辺倒の首相の心に添った表現だろう。

▲その首相は、世界俯瞰(ふかん)外交と称し、北のはずれまでにも圧力を語って回ったが、大変なことがあったよ・とは、6月22日のある新聞のトップ記事だ。

▲圧力にそんなに懸命な日本が、国連決議に反することをしていたのではないか。国連安全保障理事会北朝鮮制裁委員会の専門家パネルの調べで判明したと。北朝鮮に所在する日本の10社に、出入金を伴う活動の形跡が見つかったと言うのだから大変だ。金融庁が、全銀行に報告命令を出したとの報道だったが、ほかのマスコミには気がつかなかったなー。

▲どうするどうする・圧力一辺倒の安倍さん。トランプさんも知っているよ。こんな事態をこの辺では、「だんこぬける」と言うんだが。(石川)


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