幸いＪＡ時代に総務係３年８ヶ月、経理課２年、園芸特産課５年など経験させて頂いたことで、何とかスタートから経理全般と諸届出などもこなすことが出来た。
平成20年に退職するまで９年間、法人税や消費税申告も自分で出来たこと、ＪＡ時代に多岐に亘る職務を経験させて頂いたことに感謝＜＜である。
平成18年に税務調査の通知があり、我流だったので果たしてどうなるものやらと心配した。
当時、テレビで伊東四朗さんが「スカッとジャパン」と「モヤモヤ」との番組があり、冒頭「まったく我流なのでこの機会にスカッとさせて頂くようご指導願いたい」とお願いした。
幸い大きな問題もなく、３日間の予定が２日で切り上げられた。
以後、ご指導頂いた税務調査官のＳさんには、引き続きご指導願い助けて頂いた。
■総務係長の突然の退職
平成18年度末に、総務経理を任せていたＫ総務係長から突然の退職願が出る。家庭の事情とはいえ、ちょっと慌てた。
せっかく全て任せっきりに出来ていたのに、また最初から教えなければという焦りもあり困惑した。
幸い後任の募集で同じような業務経験者のＨさんから引き継いでもらい、安堵したところである。ただ前任地の上司からは半分冗談と思うが、「引き抜きやがって」とも言われた。
■食堂
食堂をふじしま名物の〝上鉢の肉うどん〟を中心にしたいと考え、町長と自宅に２、３回お伺いし、お願いに行ったが固辞された。首を縦に振ってもらえなかった。
それに拘(こだわ)りすぎたことから準備が遅れ、食堂チーフはじめ皆に大変な迷惑をかけた。
急きょ人脈頼りで、いろいろな施設や調理人を訪ねたり、多くの方々からご指導頂いた。
特徴あるものをと、「モロヘイヤラーメン」を取り入れたり工面してのオープンを迎えた。
「旨(うま)い」は味も当然だが、ある程度ボリュームも大事な要素と、いろいろ加減に試行を重ねた。
出来れば外廻りの営業マンを取り込めればなァとも考えたのだが……。
