きびちょ

仲良きことは良だ

　平和の祭典は大いに盛り上がった。南と北は統一旗を持って入場、アイスホッケーでは混合チームで臨み、仲良くすることに努めた。

▲これに大勢の応援団と共に、これまた大勢の芸術団が派遣され、世界中の注目を集めた。しかも、これの公演は定員の百倍もの申し込みだったとの報道だ。

▲陰では別の駆け引きがあったようだ。開会式への日本の首相の出る・出ないも。目を合わせる事のない米と北。夜食会の席順などで文大統領は、大変に気を遣ったことでしょう。

▲そんななかで、なんとか米と北とを近づけたい文大統領の思いが感じられた。安倍首相は、常に持っている日本の思いを北に話したと報じられたが、手を握って話したのだろうか。眼も見ないで一方的な話だったろうか。▲いつも言っている、話合いのための話し合いとの関係ではどうなのか。せっかくだから、近いうちに拉致されている方々を貰い受けに行きたいから・と言ったらナンテ思ったんだ。

▲なにしろこの人、南と北が仲良くなるのが気に食わないように見える。微笑み外交に気をつけろと言っているし、早く共同演習を始めるようにと言っては、文大統領の反発を買っているとの報道だ。

▲文大統領には北から招待があり、これを喜んでいるし、米だって話し合いたいとあれば受けるといっている。日本だけ、態様が変じゃないですか。

▲こっちの仲良しをどうしようってんだい。若者が早くしたいしたい・と思っているのに。一年も先延ばしでは可哀そうじゃないですか。（石川）