きびちょ

核兵器禁止条約

　先週の見出しの「ひとまず安心」から、南北の話し合いは更に良い結果を生み出しましたですネー。つまり南北で話し合いが続いていれば、その間は障害となる軍事演習はしない・とトランプが明言したことです。

▲五輪参加の話の後、軍縮を話題にしようとしたら、「私たちの核兵器は米国を狙ったもので韓国を狙ったものではない」と言ったそうだが、今回はこれに反発しなかったトランプを褒めたいところ。

▲世界終末時計という言葉を聞いたことがあるでしょう。人類が自らの知識で獲得した科学で、世界がなくなるまでの時間を表わした時計のことです。それによれば、北の原発などに反発するトランプとで一触即発の懸念から、残りが２分秒となっていたのです。

▲ノーベル賞の受賞者を含むなど、世界的な科学者などが社会情勢を勘案して発表されるもので、いま発表があれば必ずこれは延びたものでしょう。

▲やはり世界終末時計に一番大きな影響があるのは核兵器です。人類の存続にかかわります。こんな物で脅しあうなんて世紀の人類に相応しくないでしょう。ですから、昨年末に採択された「核兵器禁止条約」は、理屈抜きで賛成されるべきものですが、唯一の被爆国である日本政府の席は空席でした。

▲だから世界の期待が込められた「あなたがここにいてくれたら」のメモと折鶴が置かれていたと。被爆者の代表と日本共産党の志位委員長などが視てきています。条約を批准できる政府を早く・です。（石川）