加茂水産高と庄内農業高が鶴岡中央高に統合し｢校舎制｣に

高校再編３次計画で

庄内農高同窓会藤島地域連絡協議会（工藤正喜会長)が１日、 藤島地区活動センターで開いた第２回クリスマスパーティに、 昨年の６０人を上回る８０人が参加しました。

　県教育委員会の田川地区県立高校再編整備計画２次計画（10／５発表）では、中高一貫教育校の鶴岡設置に加え、加茂水産高と庄内農業高が今後小規模化した場合、鶴岡中央高に統合する３次計画を示し、既存の実習施設を活用する学校運営「校舎制」についても検討するとしました。

■存続へ市は全力を

　この問題では、鶴岡市議会12月定例会で皆川市長は、加藤鉱一議員の総括質問の答弁で次のように述べました。

　「本市産業の基盤となる人材育成の場、実践的な知識や技術の習得の場として加茂水産高校や庄内農業高校は大切な学びの場だ。

　両校の特色ある教育活動は、地域の産業を支える人材を輩出するなど大変重要な高校だ。

　しかし、生徒数の減少で小規模化した場合、教員数も減り学習内容の維持が難しくなる。

　県がこのことについてていねいに説明し、地域の意見を聞き取り、３次計画に反映するよう要望していく。」

　農林水産業は市の基幹産業であり、地域の後継者を育てる高校の存続へ、市は全力で取り組むべきです。