藤島地域の民家敷地にクマ出没
20日早朝駆除
民報藤島2017年10月29日第1124号
駆除された直後のクマ。提供・藤島庁舎産業建設課 クマの目撃情報と捕獲場所(20日6時50分頃~8時20分頃) |
藤島地域の野田目、越後京田、藤岡で20日早朝、クマの目撃情報が相次ぎ、市藤島庁舎職員や猟友会員、警察署員らが捜索。藤岡地内の民家敷地で発見し猟銃で駆除しました。
クマは体長約1・2㍍で若いツキノワグマのオス1頭。射止めたのは猟友会員の成澤信一さん(大川渡)です。
最初の目撃情報は朝の6時50分頃で、野田目(佐藤宅)、次いで②野田目(空き家)、③越後京田(斎藤宅)、④藤岡(疋田宅)、そして捕獲場所となった⑤藤岡(太田宅)で8時20分頃に駆除されました(地図)。
■13年前は足跡だけ
藤島地域の平野部で初めて野生のクマが出没したのは平成16(2004)年10月2日の朝と夕方で、小中島の京田川近くでクマを見かけたとの通報があり、発見には至らず足跡だけが確認されていました。
平野部での出没は2度目で、民家敷地内は初めて。ツキノワグマが越冬のためドングリを食べて太るのはこれからで、今年はドングリが不作とのことで今後も出没に要注意です。