きびちょ

許されない暴挙

　この地方と言うか俺達のところでは、世間に対し悪いことをするヤツを「コンジョウワリ―」とか「タジワリ―」と言うが、今の首相ダバまさにそれだの。

▲国民に対して言っていることとやっていることが全く別でしょう。あれほど「国民にていねいに説明する」と言いながら、そのことをしないまま国会を解散すると言うんだゼ。

▲いわゆる、自分に都合が悪いことを隠したまま逃げるという事だ。これが首相だけが出来る「解散権」だそうだが、それじゃ国会とはなになんだとなるねー。

▲しかも、国民が持っている「疑惑」の解明を求めて、野党が正規の手続きで臨時国会の開催を要求していたものを、３ケ月も開かないくせに、開くとすぐに解散すると言うんだゼ。やっぱりコンジョウワリ―ヤツのすることでしょうヨ。

▲憲法上・首相の国会の解散権は、自分の都合や政権の都合で行うのは正しくないという学説だそうだが、今は首相の思いのままになっているとか。つまり解散権は、自分の「保身」のために使うことは、憲法の考えでないことは誰が考えても明白でしょう。だから許されない暴挙ですよ。

▲モリやカケに防衛省の文書隠しなどで下がった支持率でも、今・野党と言う一政党が「不倫だ」「離党だ」と騒いでいる時を狙って、今ならば「勝ちそうだ」と睨んだようだ。

▲私利私欲で憲法と国会を利用する、こんなデタラメな首相を日本は選んでいたんだゼ。そんな首相が今・国連で対話を否定し圧力の自論を説いているゼ。（石川）