しかし、「かたくり温泉ぼんぼに行くには路線バスに乗り換えしなければ行けない」との住民からの苦情が多く、８月21日に開催された市公共交通活性化協議会で、運行経路の一部変更を決め、温泉施設へ市営バスで行けるよう改善が決まりました。
ただし２路線とも往復１便のみとなります。
「かたくり温泉ぼんぼ」の入口に、新たに「かたくり荘前」のバス停を新設し、大鳥線の起点である「朝日保育園前」と、田麦俣線の起点である「朝日庁舎」から、それぞれ「かたくり荘前」を経由地点として追加します。
施行は10月１日からです。
■休日運行は課題
通学利用のために庄内交通の路線バスは朝の往路１便と夕方の復路２便が運行されていますが、市営バス同様平日のみで、住民からは高校生の部活など休日運行の要望も出されています。
市の地域振興課では、「利用者が少なく、バス運転手の確保の課題も大きい」と述べ、過疎化の問題は深刻です。
■庄内交通の「１日乗り放題券」
同協議会では、庄内交通(株)から出されていた「つるおか１日乗り放題券」の承認申請がありました。
３種類の区域の１日乗り放題フリーパスで、
①市街地コース５００円、
②湯野浜温泉・湯田川温泉コース１０００円、
③鶴岡全域コース２０００円です。
９月23日から実施されます。
