きびちょ

消えて欲しいもの

　我が町内会には、近年までいくつかの講があったが、今は猿田彦を信仰する「庚申(こうしん)講」が残っており、その日にあたる６月２日に例会が開かれた。この節は、月山牧場内にある本宮にお参りして田麦荘で直会(なおらい)をしているが、道中の話から。

▲近年増えているというハクビシンが１匹わなに掛ったので水に浸けてきたとの話。わなは売っているが、これを使うには講習を受けて資格が必要なんダトカ。今年は初めてだが去年３匹、前年に２匹だと。猫位の大きさで夜行性だが、朝早く見ることもあるとか。

▲色づき始めたサクランボの下で掛ったもので、近頃増えている空き家に住みついているらしいこと。餌はバナナには掛らず、干し柿に掛ったとのこと。どうすれば、増殖を防げるのか、行政も町内会も困っているという。

▲もう一つ。前号で年金者組合が国立劇場で前進座を観てきたことを記したが、その足で成田山新勝寺と国宝の白水阿弥陀堂を参拝してきた。そのどちらの池にもカメが泳いでいたが、大きなカメは必ず赤耳ガメだったのだ。

▲これは、縁日などで売っていたミドリガメが大きくなったもので、生態系に悪影響と問題になって暫くなるものだ。こんなものが日本で有数の名所でハバを利かせていることを、関係者はなんとも思わないんだろうかと不思議に感じたんだっけ。

▲加えて、大臣と一緒に聞きに来ないのが悪いと言っている総理大臣と、その一切を隠そうとしている取り巻きからは、消えてもらいたいと思うんですが。（石川）