６年生の憲法学習

返事に子どもたちの感想

ーあらためて憲法を学ぶ　青山崇

　スペイン大使館の「ほとんどの人が戦争に反対し徴兵に応じなくなったからです」は、「ちゃんと国民の声を聞いていていいなーと思った。…そういう国が増えたらいいな」。スウェーデン大使館の「『世界平和のパートナー』『すばらしい、ありがとう。日本国民は平和を愛する国民』と言ってくれている。集団的自衛権などで武力を持ってしまえば信頼がなくなり、また間違えることになる」と言う子も。

　また、「日本政府はたぶん自分の国が戦争になった時、助けてくれる仲間がほしいんだと思います。集団的自衛権に入らなければ『世界から認められない』とか周りの国は集団的なのに日本は個別的だから『空気が読めないとか』思っているのかな？と自分は思いました」と主張する子も。
　いずれにしろ、「世界は今の日本をどう見ているのか」という生(なま)の資料(返事)を見たので、子どもたちが活発に自分の感想を書いたのだと思います。大人の憲法学習も、実際の暮らしの中から憲法との関係を勉強していこうと、子どもたちが教えてくれたようです。


しんぶん赤旗3月28日付