ＪＡ全中は２月23、24日に東京都内で、初の「ＪＡ営農指導実践全国大会」を開催し、全国８ブロックから特に優れた営農指導員などの取り組みを紹介、表彰しました。最優秀賞は「ＪＡ出資型法人による地域ぐるみで中山間地域を守る取り組み～(株)あつみ農地保全組合の挑戦～」と題して発表したＪＡ庄内たがわ（山形県）営農販売部営農企画課の佐藤昌幸氏が受賞しました。
農家の高齢化に伴う離農が進み、休耕田増加による病害虫の被害や獣害などの問題をＪＡ出資法人「(株)あつみ農地保全組合」を２０１２（平成24）年６月設立し、解消へむけた取り組みを紹介しました。
審査委員長を務めた東京農業大学丸山清明客員教授は、「並みの情熱ではできないことを実現した」と高く評価したことが報道されています（農業協同組合新聞２月24日付から）。
佐藤昌幸氏は、06（平成18）年４月から11（平成23）年３月まで５年間、藤島支所に営農指導員として配置され、「農事組合法人ジェイ・エイ庄内たがわ藤島農地受託組合」や「ＪＡ庄内たがわ藤島無人ヘリ防除組合」などの経験に学んだと言います。
