きびちょ

介護保険の改悪

　雪のない穏やかな新年を迎えたんですが、ドタ雪があって寒鱈が美味しくなったこの季節、恒例による町内会老人クラブの鱈汁会が開かれた。

▲これも恒例なんだが、協立病院の講師による学習会が持たれた。今回は、３年ごとに悪くなっていく介護保険制度がどう変わるのかを教えてもらった。

▲今回は、特別養護老人ホームへの入所が要介護３以上に限定され、要介護１と２の人は特別養護老人ホームを利用できなくなる・従って利用していた人は追い出されることになるという改悪なんだと。

▲これを聞き期せずして「サギだゼー」の声。こうして改悪なることから「通所介護・訪問介護」の要支援者も介護保険利用者から追い出すことになり、これを行政が新たに「総合事業」という名で実施することになるんだそうな。「ベッド」を国から取り上げられたということが何年か前にあったが又だゼ。

▲制度から追い出された者を地域でなんとかしてヨ・と集落で行っているサロンなどでも引き受けてほしいというのが国の思い。しかし、週３回以上の実施を言いながら、十分なお金を出さない(今の７割)から引き受ける事業者や団体等が出てこない状況だという。

▲首相は、「介護難民をなくする」ナンテと言ってきたが、これでは介護疲れでまたまた事件が起きるんじゃないですか。毎回保険料は高くなっていくし、利用者の負担金も大きくなっていく。次の３年後の改悪も予定されているらしい。こんな政府は変えなくっちゃ。（石川）