きびちょ
何のため行ったんだ
民報藤島2017年01月15日第1082号
なんだったんだよう、あれは。首相ら3大臣がハワイに行ったことですヨ。大統領との握手や演説は、何のためだったのか。あんな流れじゃ日本人がおかしいとなるでしょう。
▲行く前に「謝る・謝らない」の話題がありましたが、2度と戦争はあってはならないと、奇襲で始めた戦争で亡くなられた方々への鎮魂の為だったんでしょう。だから花輪を捧げたんでしょうよ。
▲それがなんですか。一緒に頭を下げた次の日に、一人が代表して、戦争は正しかったと宣伝する神社・しかも戦争責任者が祀られている靖国へお参りしたんだゼ。戦艦アリゾナに集まった一同の心はサカナデでしょう。
▲これじゃ・どんな立派な挨拶をしようが何人行こうが、日本人は「なんだもんだ」となりませんか。困ったもんですよ。しかもマスコミはたいして問題にしてないでしょう。
▲こうなる原因は、「あの戦争はなんだったのか」をはっきりさせていないからだと見る。だからこういう流れになり、3人に頭を下げられても、亡くなった兵士は次の日にはガッカリですよ。
▲そもそもこの3人、先の戦争を侵略戦争とは考えない集団「日本会議」の一員なのです。だから1人代表して靖国へとなったと思う。
▲鉄道線路の爆破を中国のせいにして始めた戦争。活路を求め真珠湾・マレー半島へ。世界で数千万人と言われる犠牲者を出したのだが、その反省とか総括がされていない日本。
▲戦争を総括し、憲法9条の精神を生かす政府を作らなくちゃ。(石川)