きびちょ
日本も替えようゼ
民報藤島2016年12月11日第1078号
先号で、中間層の所得拡大に希望が持てるなら、トランプ氏の勝利があるかも・と思っていたと書きましたが、そのあたり日本はどうなんですかネー。
▲国民生活に大きな影響がある重要法案、TPPも年金カット法案も大事な所は隠し誤魔化し、時間をかければそれが判られるものだから、数の力で強行採決だヨ。戦争法も秘密保護法もそれだった。
▲共産党の指摘で調査が入った“電通“のように悪辣でなくとも、似たような働かせ方は多いんじゃないんですか。ひと頃騒がれたワタミはどうなっているんでしょう。
▲かつての労働基準法は、派遣会社などが中間に入ってはならないものだったが、今はこれがあることで誰が雇い主だか判らなくなっている。そして派遣だ、臨時だ、パートだと稼ぎを値切ってきた。真面目に働いても年間200万円そこそこじゃ食うに精一杯だぜ。そんなものからも事前に天引きをしていながら、子供が増えないと嘆いている政府。
▲一方大企業はと言えば、株主に高率の配当をしながらも毎年兆と言う金を積み上げている。首相が、企業が儲かれば働く者にもシタタリ落ちると言っても何時の事やらの現実。
▲アベノミクスなんて我らには一向に関係ないし、所得が伸びないから年金が下がる。しかも介護は悪くなり医療費は上がる。若い者にも年寄りにも暮らしやすい日本ではないヨ。
▲それでも国会は3分の2を占めているから、意のままなんだゼ。これでいいのかネー日本。(石川)