きびちょ

予測違いの大統領

　随分長かったじゃないですか。あんなに丁寧にどっちが上だの下だのと毎日テレビに流しちゃってサ。俺には解らない世界なんだが、あんなことで円やドルが違うとなれば、誰のためのニュースだったんだという事になるんだがネー。開票日だけで大損をしたとかの話もあったようだが。

▲とにかく決まった。民主主義の国・アメリカは、選挙の確定を裁判所がすることもある国なんだが、今回はスンナリと思いきや抗議デモを見せてくれた。暴れてガラスを割る民主主義も見せてくれた。

▲暴れなければならないのは、負ける候補者を毎日勝つと教られていた日本の純真な視聴者だろうゼ。あれはなんだったんだヨー。

▲首相は、選挙中盤でヒラリーを勝つと決めて会談の約束をしていたんだゼ。開票当時、首相のオモテが強張っていたと見たのは俺だけだったろうか。予測が当たらなかったことに首相やマスコミからなにかあったかな。

▲ヒラリーを勝つとみていたある評論家が、当選後のトランプの話が選挙中と違うからと怒っていたが、この人・自民党がＴＰＰ反対で当選して強行採決していることには怒っていないんだから、自分だって変でしょうヤ。

▲俺は、どっちが勝っても米軍が日本から居なくなるようなことはないだろうと。案外、ひょっとしたら・とは思っていたんだが、ひょっとになったゼナー。

▲根拠は、１％の人の富が％の人の富より大きい国。ここに変化が期待できれば。なーんてネ。（石川）