きびちょ

首相の欲望

　止めてくれるな妙進殿、行かねばならぬ・行かねばならぬのだ・は、ご存じ・三波春夫が唄った大利根無情は天保水滸伝で平手造酒のセリフとして知られる一節だ。

▲彼は、起きる事件の為に住みこませてもらっている身で、何かがあれば駆けつけ、命を賭けて闘うのが役目。そして死んだ。

▲しかし、駆けつけ警護とやらの南スーダンには、どんな義理があるってんだい。しかも文化祭の時期だからといって下手な学芸会をテレビにながしてサ。

▲武器を持たない相手ならサツで間に合うでしょうヤ。スピーカーで教えて追い出すのならＪＤポリがやってるじゃないですか。よくもマー、こんなものに金をかけて全国に流したもんだよ。あそこは、内戦中で殺し合いをしている所なんだゼ。

▲国民をバカにするんじゃネー。戦後初めて殺し殺されることになると国会で議論し、自衛隊員の親たちは、自衛隊員にしたことを悔やんでいる時にだ。

▲安全だ・心配ないと言うならば、なんのために自衛隊に新たな武器を持たすんだヨ。日本人は世界中で活躍しているが、そこ南スーダンには助ける日本人はいないんだそうだゼ。

▲なにがなんでも自衛隊に武器を持たせて外国に出したいという首相の欲望。補佐官を遣って「親書（密書）を持って売り込み」をしたとの報道だ。当然、あっちの大統領は、来てもいいよ・となるゼ。

▲どんな議論でもウンとは言わない・そして数でゴリ押しだ。こんな首相は早いとこ変えないとダメだゼ。なー。（石川）