きびちょ

慎重審議を期待

　首相の所信表明演説は、勝ち戦の後なものだからか、随分力が入っていたではありませんか。全てを力で押し通す勢いのようです。

▲その表れが起立しての拍手です。日本の歴史上初めてのことでしょう。演説の中で自分が拍手するのも・これに合わせて党員の全員が起立して拍手したのも・です。さすがに議長が注意しましたが。

▲力の政治・独裁の政治はもうここまで来たのか・と思いましたヨ。戦争法を実行に移すことを意識した行動で、一瞬ヒットラーを思い出したゼ。討論を聞いていても全く聞く耳もたずですから、日本は自分の思うが儘か。

▲戦争法の審議では、自衛隊が外国で殺し殺されることについては否定していましたが、今度は否定しないで、オドロオドロシイ言い方は良くないナンテ言い始めましたゼ。

▲ＴＰＰは、誰が何と言おうと・アメリカが反対しようが必ず通すんだト。それは自民党としての確たる方針で、強行採決をすることまで決まっている・と思わせる発言があり、さすがにそいつは委員からは外されましたが。

▲そんな委員会の委員たちは、ＴＰＰの中身を承知しているんだろうか。だって先の国会には、（のり弁当）とヤユされたものしか出てなかったでしょう。

▲こんなモノを強行採決することは、許されません。ましてや、ＴＰＰに反対を公約して当選してきたくせに。このウソコギドモ、国民が良く判るように真面目にヤレッテんだ。

▲与党が大勢の委員会、なにも急ぐことないでしょうよ。（石川）