きびちょ

税制改正

　いつかの「きびちょ」に書いたんだが、配偶者控除を受けられるのは所得額が38万円を超えるとアウトになるんだ。その収入金額は１０３万円なのです。収入金額だから手取り額ではなく、アレコレ引かれる前の金額なんだ。

▲だから配偶者控除を遣うためにはそれ以上働かない・という事が一般的で、これが働きにストップをかけてきたんだ。扶養になるかならないかもこの収入金額が基準なんだ。

▲報道によれば、ここを変える税法改正をするとのこと。最低課税金額が引き上がることだから大歓迎だ。それは、働きたい・もっと働けるという国民の意欲を生かすことで、今より日本が豊かになる事じゃないですか。

▲給与所得控除が変わるんだから、雑所得と呼ばれている年金の控除も変わることになるゼ。少ない年金で税金を納めなくてもいい人が出てくることになるんですがネー。

▲しかし、まてよ・となる。このことは、先の参院選挙ではなんの話もなかったでしょ。消費税ナンテものは無い方がいいし、共産党は別の道があると提案しているんだが、引き上げを先送りして何処にその代りを・と頭を痛めていたんでしょが。

▲だからこの話、そんなに調子よく進むんでしょうか・と俺にはマユツバだ。案外どっかの控除を見直したとかで、全体では国の収入は増えていたりして、

▲かつて「老年者控除」というのがあって、65歳以上の人が受けられたんだが、俺がその年になったら無くなっていたゼ。これで所得税が５万円増えたんだ。（石川）