きびちょ
野党統一の力
民報藤島2016年7月24日第1058号
すごい力ですネー。野党と市民が力を合わせるというのは、こういうことだったんですよ。だから安倍首相は、自分らの政策宣伝よりも共産党の攻撃をしていたとの報道が多くあったのは納得だ。実に大きな開きじゃないですか。12万票とはねー。
▲しかし、自民の候補はTPPに賛成と言っていましたが、その原稿を書いた人たちは、TPPの姿を見たんでしょうか。国会には黒塗りの資料しか出てないんです。本物は全てが英語で6千ページというものだそうだ。国会議員も見ていないんですから、賛成ナンテよく言えたもんですよ。
▲これもアベ強権政治の現れで、これが農業県から嫌われたから東北では5勝1敗の結果となったものでしょうヤ。TPPは、農民・農協だけでなく、広く社会全般に良いことはない。多国籍企業と日本の大企業が金儲けする制度だと判られている。それで自民党の大きな支持団体だった農協組織は自主投票にしたというものだったト。だから秋田はおしかったなーです。
▲でも自民党からは大物が応援に入ったですね。初日に農水大臣・最後の日に自民党幹事長が入ったとのこと。党運を懸けての戦いだったのだ。大事な1議席だからと日本共産党では志位委員長が山形に来ましたよ。舟山やすえ候補と山形駅前で支持を訴えたのです。
▲全国の一人区では、32のうちで勝ったんです。福島と沖縄では現職大臣が落ちたんですから、野党と市民が一体となることは全くすごい力になるのだ。(石川)