きびちょ

野党統一が怖い

民報藤島2016年7月10日第1056号


 いつの選挙でも出てくるのが「反共宣伝」というヤツ。今回は、安保法=戦争法に反対する勢力に共産党と一緒でいいのかとブチ上げたもので、「よくもマー」と思われるものだったようだ。自民党だけでなく「野党の統一」が怖かった証拠です。

▲首相が言い始めたのが「共産党は自衛隊を要らないと言っている」ということだが、今そこは議論してないでショ。戦争法の審議でもそれは話題にしてないですよ。関係ないことを穿り出して野党共闘に揺さぶりをかけたのだ。政権党が自分の政策に誇りが無いから出した、キタナイ手です。

▲戦争法は憲法違反だ。民主政治、立憲政治を取り戻すため自公とそれに与する政党を少数にするのだ・と政策で一致したんだよ。だから、首相が持ち出した言いぐさは何の役にもならないんです。正に一点共闘なのだから。

▲どっからの金で作ったのか謀略ビラも多かったと言う。またしても使い古したあの言い草。中国・北朝鮮を見ろ。一党独裁で自由がない、あれが共産党だト。こんなモノ、政党交付金で作られたんじゃないでしょうねー。

▲首相は、共産党の綱領を知っていてのケチなのだが、こっちは綱領をよんだことがないヤツか。それとも味噌とアレの区別のつかないヤツの手によるものだろうゼ。今はそんなビラを信用するほど国民は遅れてないですよ。出した者の頭の程度が判ると言うところだ。

▲日本共産党は、憲法を正確に守り、「選挙を通じて日本を変えていく」と綱領に定めているんですよ。(石川)


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