戦中の「とと姉ちゃん」

戦争を再び許さない

憲法守る舟山統一候補と共産党の勝利を

ーしんぶん赤旗を読んで　青山崇

［とと姉ちゃん］「40年後に生きる人のことを思って植えるんだ」と語る常子らの祖母・老舗木材問屋の女将(25日放送)

　いよいよ選挙戦終盤。朝ドラ「とと姉ちゃん」は、視聴率20％超と好調だが戦中の暗黒時代になり、物資・生活・思想などの国家統制が強められ、小橋家・森田家・青柳家に苦難がのしかかる。

　常子(主人公)の出版社は、雑誌『新世界』の削除を命ぜられ手で切り取って発行する。

　弁当屋森田家は廃業し、老舗材木屋の青柳家は廃業か統制に入るか迫られ、「納得できない仕事は耐えられない」と軍への協力を拒み廃業する。

　人々は苦悶する。これが戦争する国の政治体制下の国民の悲惨な実態である。　

　「戦争する国づくり」を進める安倍首相の支持率は不支持率を上回っている。

　「各国首脳と並んでも遜色ない」という見方や「指導力」に期待する向きもあり、「戦争なんて２度と起こるまい」という感情が心の隅にある人も少なくないようだ。

　しかし、18、19日実施の毎日世論調査は…。アベノミクス見直し61％、重視する争点は、年金・医療に続き、安保法・憲法改正が２位で17％、憲法改正の手続き反対44％、野党増がよい46％(与党増34％)などで、政策・期待で野党優勢。「アベ政治を許さない」で共同する野党共闘、そして新しい市民連合の力とあなたの１票でアベ政治ノーの痛打を与えようではありませんか。