「反対ばかりで融通の利かない」から「可愛らしゅうなってきた」に変身、共産党期待に

―しんぶん赤旗を読んで　青山崇

　告示６月22日(水)、投票７月10日と決まりもう目前だ。戦後初の「自公与党対野党・国民連合」対決の国政選挙、年甲斐もなくワクワクしている。

　６月５日号赤旗日曜版１面。石川県自民党幹事長も務めた県政界の重鎮、金原博さん(86)の記事でワクワクがさらに増した。金沢市で小沢一郎さんと志位さんが同じ壇上に並び、しばた未来野党統一候補を応援した。

　「こんな日が来るとは夢にも思はなかった」とまず話す。共産党とかかわったのは１カ月ほど前、「〝反対ばかりで…〟(と思ってきたが)、付き合ってみれば可愛らしゅうなってきた」と言い、幕末、対立してきた薩摩と長州が同盟して江戸幕府を倒したことにちなみ、安倍政権を倒すには「野党が壁を乗り越え一緒の舞台に上がるしかない。私も50年の壁を越えて上がります。野党共闘の要である共産党に期待します」と結んでいる。


しんぶん赤旗日曜版６月５日付