きびちょ
税金学習会
民報藤島2016年3月13日第1039号
はーい、ハガキにある数字を一枚ひらいたここに書いて下さい。これから120万円引いたのが所得額です。で始まったのが老人クラブの税金学習会。65歳を超えている人はこれで所得額が出る。
▲例年開いてきたが、やっと税務署が言うところの、収入が400万円以下の人は申告しなくてもいいとは、申告しないと損なのだということが判ってくれた今日の集まりだ。これの5%を超えた額が医療費控除になります。
▲すでに案内で、家族全員のものを人毎医者毎に集計してくることにしてある。これを袋にそれぞれ転記し、そこにある欄で5%を差し引けば出るのだからむずかしくはない。
▲ここで所得税が出でいた人と無い人で申告用紙が違う。所得税が出ていない人は返ってくる税金がないのだが、それでも申告することで、市民税が安く(小さく)なるのです。ここが大事なことです。
▲年金を貰う前に社会保険が引かれて(特別徴収)いますが、普通徴収(本人が納めた)がある人もいる。生命保険を掛けられない年令でも地震保険には入っているだろう。まれに盗まれたとかシロアリの駆除をしたとかがあっても、申告しないと控除にならないのだ。
▲健康で医療費が5%に満たなくても、それらの保険で還付を受けられる人がいたし、所得税が出ていない人も来てくれて、市民税の申告書に書いている。みんなでワイワイやれば楽しくできるんだ。
▲終わればそこは老人クラブ。婦人役員が油を流してくれた暖かい油揚げで一杯だぜ。(石川)