きびちょ

50年前の新婚学級

　来年のことを言うと鬼が笑うと言うが、今なら鬼も笑うまいテ。私ごとになるが、２月の末で金婚と言うことになるんです。

▲それでです。50年前のことだが、役場が新婚学級と言うことをやってくれたのでした。ナンボ組だったろうか、５～60人もいたような記憶です。探せばあるかもしれないが、今の文化記念館で記念写真を撮ったのでした。

▲何回集まって何を勉強したかは、まるっきり頭にありませんが、最後にあった講演の一部だけは覚えております。当時の担当課長さん（今も健在であられます）のお話でした。

▲それは、長い講演の中のたった一節です。「禍福はあざなえる縄の如し」と言う言葉です。良い時も悪い時も二人で過ごしていくんですよ、と言うことだったと思います。課長さんになれば、こういうお話もするんだ、と当時思ったものでした。

▲で、この学級の同級生から、「来年はあれから50年だなや。役場で仕掛けたんだもの。役場から声かけてもらって一回あづばろで。わー、役場さ話してくれっちゃ」と言われていたので、納得し役場（今は藤島庁舎）の課長さんに来年度に開いてくれるよう頼んだのです。

▲多くの予算を必要としないで出来ると思うが、役場とすれば新しい仕事になるわけだから、担当どこにするか、などあろうが、会の運営には言いだしっぺの彼も入れて相談に乗ろうと考えている。

▲俺たちが一回目の学級のはずです。元気で当時の課長さんが顔を出されたら、みんな大感激になるでしょう。（石川）