きびちょ
「一億総活躍」大臣
民報藤島2015年11月8日第1022号
積極的平和主義者とかいう人、日本人で初めてアメリカの空母に乗って喜んでいたんでしょうねェ。いよいよ日本が本当におかしくなってきてると思いませんか。
▲あの人、全て力で対応しようと構えている。先の戦争法といいTPPといい、原発・沖縄・はたまた景気が良くないのに消費税の引き上げだ。国民がどんなに反対しようが我が道を行く、だもんネ。
▲そんな彼が造った地方創生という大臣。どんなことをやってたんでしたか、まだ俺には見えないんだが。加えて新たに「一億総活躍」とかいう大臣が座るんだとか。この一億とつくと何か気味が悪く感じませんか。
▲かつて、これがついた標語で我が国ではなにがあったのか。戦前の「産めよ増やせよ」を思い出させることが官房長官の口から出たでしょう。ドキッとしませんでしたか。
▲そして首相は、人の数を増やす目標を出したでしょう。更にはGDPの目標も出しました。安く外国の物を入れる方向にし、正規労働者を非正規に置き換えるなど労働条件を悪くしながら、全国のみんなが働け(国家総動員)なんですか。
▲国の借金は膨大です。私たちの暮らしならもう破産というところ。それだけの借金だから戦争法で目指すところの仕事は出来ませんから、「一億で頑張れ」ってことでしようヨ。
▲しかし、なにをすれば良いのかと委員会を立ち上げたんですが、これだっておかしいでしょうヤ。大臣が、俺は何しんなだや、と国民に聞くんだから。(石川)