きびちょ

義のためならば出陣

　上杉謙信は私利私欲で戦(イクサ)はしなかったとか。ただ、誰からの頼みでも義のためならば出陣したという。これは、自国が攻められてもいないのに出て行くから集団的自衛権だがのー。

▼今の国会、日本の国民を守るスキマのない法律を創るんだと言うけれど、いよいよ米国のニーズという言葉が出てきたヨ。堂々と米国の求めに応ずるのだと言い始めたのだ。

▼これで流れがハッキリした、というのは、自民党は結党以来平和憲法がジャマだったんだし米国も同じだった。だから米国の要求で吉田茂首相が警察予備隊を作ったのが今の自衛隊。憲法に、陸海空の戦力はこれを保持しないとあるにも係わらず、それを持って米豪などと共同で人殺しの演習をしている。

▼九条があるからと金を出し出兵は断ったのだが、次は血を出せと言われていたのだ。血を出す法律を国会に出す前に米国に成立を約束したのがアノ演説。これが一連の流れ。

▼戦後70年、一人も殺さず一人も殺されずにきた、世界がウラヤム、世界にホコレル平和憲法をナシテ米国のためにツブスというのか。

▼国会の論戦を聞いていて、ハガイグデ、ハガイグデというのが国民の大部分です。だから日が経つほど反対が増えてるんですヨ。

▼ナシテ、ソゴマデ、だろ。こんな自民党の政策を日本共産党は異常な米国追従主義と指摘し、国民の力で変えていこうと提案しているのです。こんなバカな法律、日本中の声を揃えて廃案にしなくては、ナーみんな。（石川）