きびちょ

学者３人とも「憲法違反だ」

　こんなことも言論の自由なのかナ、と思ったのは、憲法審査会で各党が呼んだ学者が３人とも、自・公が今進めている安全で平和という法律が憲法違反だと言ったことに対する菅・官房長官の「憲法違反というのにはあたらない」という言い方に、だ。

▼このテレビを見ていた全国の人々は、アレおかしいゾとか、ナンダヤー専門家の話なんだゼとか、オメーなんぼのものナンジャなんて様々な反応だったのではなかろうか。

▼官房長官の言い方、これこそが「厚顔無恥」というものではないかと思いましたネー。

▼そして、どんなことでも数の力で押して行ける、自分達は偉いんだという自公政権の思い上がりがそのことを言わせていると思ったんです。オソロシイ民主主義でしょう。

▼そもそも自分達が選んだ学者は、そんなことを言うわけがないと思う学者を選んだんですヨ。報道によれば改憲派と言われる学者が入っているんだト。だから３人が３人とも憲法違反だということはあり得ないハズだったんです。初めから仕組んでやったことだったんだから、それがマサカになったんだ。

▼しかし、これでハッキリしたゼ。国民の大部分が、そして自・公に入れた方々も戦争できる国にするのには反対なんだから。ましてコーもハッキリ憲法違反と判ったんだから。

▼首相はじめ自・公は無理に横車を押さず、また浅学非才を恥じて法案を撤回することですナ。これこそが70年続いた平和を平和に続けることなんですから。（石川）