独裁者の匂い安倍総理

共産党・志位委員長のように真摯な態度で語れ　（新町・Ｔ・Ｓ）

　安倍総理になってから治安維持法の再来と思われる特定秘密保護法、ワーキングプアーを増やすだけの雇用関係法、教育関係法、それに憲法を無視した戦争法案等々、まるで自分一人で何でも決められるとでも思っているような態度や美辞麗句を散りばめただけの言葉に酔っているように答弁されている姿をテレビ等で見ていると、嫌悪感を感じるのは私だけだろうか。

　安倍政権になるまでは再び日本が戦争で人を殺したり殺されたりする事なんてありえないと思っておりましたので戦争法案の中身は殆ど知りませんでした。

　日本には永久に戦争を放棄した憲法があり主権は天皇ではなく国民にあると書かれているから、再び政府の都合や一部の好戦的な人々によって戦争の惨禍を被ることは考えられませんでした。

　しかし安倍政権発足以来危ないと強く感じられますので我慢をして国会中継を見るようにしております。

　先日の党首討論では共産党の志位委員長から日本が破滅をしてしまったか判らない様な重大な宣言となったポツダム宣言について質問されても読んだ事がないのか理解しようとしないのか判りませんがトボケておりましたし、特別委員会の質疑で野次を飛ばしたり、およそＮＨＫで放送している韓国の中世の王様のドラマを見ているようで自民党にももっと立派な人がいるのではないかと思ったりします。

　数年前、バンクーバーでドイツからの移民夫婦の家にドイツ人留学生と一緒に住んでおりましたが、そこの家庭で「ヒットラー」という名前を聞く事はありませんでした。

　ましてや第２次世界大戦を一緒に戦ったという特別な感情を私に感じさせる事もありませんでした。

　メルケル首相が言うようにドイツが引き起こした２つの大戦をきちっとお詫びをしているのです。２度と戦争をしないし他の国に迷惑はかけられないと。

　安倍首相も国民が苦労をして納めている年金積立金で株価を上げて一部の人に大儲けさせたり、超金融緩和で政権の延命を図るより、もっと落ち着いて自分のやっている事を振り返る必要があると思います。