英週刊誌も女性週刊誌も安倍政権批判

―「しんぶん赤旗」を読んで　青山　崇

　しんぶん赤旗４月24日付。英週刊誌が「驚くべき政治的成功」「共産党、地方で最大野党に浮上」と伝え、その背景に安倍首相の右翼政府に対する有権者の不安」があると指摘し、「原発再稼働、法人減税、自衛隊活動への制約緩和を、共産党は拒否し、消費税増税に反対」を支持増大の理由にあげている。さらに、対米従属という長年の不満と企業・団体献金など最近の不満にも応えており、この２つが人気につながったと分析している。　

　インターネットによると、「安倍総理大臣女性になんでも押しつけないで」「戦争を知らない安倍首相へ」「消費税10％に断固ＮＯ！」など最近の女性週刊誌の見出しを上げ、芸能ゴシップや美容・健康情報などで華やかな女性週刊誌に、安倍政権をストレートに批判する硬派な記事が目立つ“異変” が起きているという。記事は、安全保障法制の見直しや憲法改正、原発再稼働、アベノミクス、そして女性活躍推進といったいずれも安倍政権の目玉施策である。奇しくも英週刊誌と女性週刊誌の安倍政権批判記事はほぼ同じ。以前「安倍が映るとテレビ消すものという」主婦の言葉を紹介した。退場を早めたいものだ。


しんぶん赤旗４月14日付


最近の女性週刊誌の見出し（毎日新聞４月22日付）