きびちょ

総理の施政方針演説
民報藤島2015年2月22日第987号

 元気がいいといいうか張り切ってるというか、自分の言葉に酔っていたというか、随分声が大きいと思いましたが、皆さんには首相の演説はいかがでしたか。

▼新年度の予算に関するものだけで良かったと思ったんですが、何年か先のことまで言っていましたゼ。先の選挙時に本当はこのようなことを言うべきなんですが、3本の矢と消費税の先送りしかシャベらないクセにサ。

▼憲法違反と言われる選挙制で勝ったからと全面的に支持されたごとくに並べやがったが、俺達にはイイトコは一つもなかったゼ。

▼農協イジメといいTPPといい農業が良くなる話ではないし、国民の大部分が反対している原発の再稼働、自衛隊を出せば世界中の日本人が狙われる首相の言う安全保障とやら。

▼その先にあるのが憲法を変えての軍隊を持つこと。今だって憲法違反の軍備だろうが。専守防衛には関係がないクラスター爆弾を処分するのに14億円も使ったとか、ムダもムダ。

▼消費税を10%にする、法人税は20%台まで下げると見得を切ってる感じ。殊更声が大きく感じたのは俺だけかナ。

▼しかし今更ながら首相の話の全てが私達の暮らしに関係がある。だから首相の言動や政治の動きは注視しすべきだということ。自分の意志を表示する選挙には必ず行こうと言いたい。

▼消費税は社会保障をよくするためナンテ長年ウソをついてきているが、もう一つの約束は財政再建、つまり国の借金をなくすることだが、こっちの方も無理というかウソになりそうだと言い出してるゼ。(石川)

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