きびちょ

積極的平和主義者の遠望か
民報藤島2015年2月15日第986号

 湯川さん、後藤さんに合掌。安らかに…と祈っても舎(しや)利(り)礼文(らいもん)などはないし、ネー。

▼最悪の終わり方になってしまった。しかも、これからも日本人というだけで命が狙われるというのだ。積極的平和主義者は、テロに屈してはならないと言いながら2人の命のために何をしたのだろうか。

▼政府の対応を、全ての情報を公表して検証するよう求められているが、あれも秘密、これも秘密、相手もあることだからと何も出てこないことを懸念する。

▼早速今回のことをネタに自衛隊を出すことを言い出した。しかも距離は問題ではないと言うから、地球の裏側まで考えているのは彼の本性か。ハタマタ?

▼消費税を引き上げ、赤字予算を組みながら、年金・生活保護を切り下げ、介護保険料を引き上げて介護を悪くして、且つ原発事故で故郷を追われた人、苦しい仮設住宅で亡くなる人が多いなか、中東へ2億㌦もくれる必要があるのか、だゼ。

▼しかも時期が悪いでショ。2人がアチラに捉えられていることは政府は知っていたんだし、そこへ乗り込んで被害に対して金を出すと言ったから、いわゆる有志連合…、つまりアメリカの仲間と見られてこうなったようだ。

▼言えばチャンスを与えたし言葉ジリを取られて金の要求だヨ。だからなぜその日、その場所だったのか、だ。

▼積極的平和主義者が海外に自衛隊を出したいがための遠望だったのではないか。昔から国家的謀略は大事件がカランデいたからサ。ナーンテネ。(石川) 

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