間もなく４年目の「３・11」。当地に避難し今は郷里南相馬に住むＳさんは「風化が怖い」といつも手紙に書いてくる。
映画は、本紙右記のように、２月15日午前10時半から東田川文化記念館で上映(無料)。実行委員会代表の庄司裕美子さんは藤島駅前出身(旧姓早坂)、身近に考えることの少ない福島の「今」を知ることで「本当の復興とは何か」を考えて欲しいと言う。
しんぶん赤旗２月８日付「にちよう特番」。安倍政権は原発に固執し自然エネに冷たい。福島県は、逆流に負けず、２０４０年に県内需要を自然エネ１００％へと「再生可能エネルギー先駆けの地アクションプラン」を２０１３年策定した。
呼応する２団体、「会津電力」「県農民連」を紹介。前者は、原発事故で酒造りが脅かされた店主がリーダーで、23の太陽光発電設備で一般家庭約１０００世帯分を発電、「エネルギーを供給する自立した地域経済を築く」と抱負を語る。後者は、「原発ゼロを言うため自分たちでつくる」と決意、会員世帯分にあたる目標にもうすぐ届くという。
