昔の遊びや昔の味を楽しみ、世代交流のために１００人を超える子どもたちが参加

　「ふじっ子の皆さ～ん、お昼ごはん美味しいと思った子は拍手して下さい」「今日一日楽しかった子は拍手を…」。共に大きな拍手でした。

　「美味しい食事も楽しかった一日も、お父さんお母さんと少し年の行ったお父さんお母さんにボランティアのお姉さん方のお陰ですから、ありがとうの拍手を送りましょう」

　「それでは来年もやってもらいたいと思う子は拍手を」。当然大きな拍手でした。

　「わかりました。来年も開いてくれるよう実行委員の皆さん、よろしくお願いしますヨ。これでふじっ子祭りの閉会とします。」というのが、２月７日に藤島地域活動センターで行われた第21回ふじっ子祭りで、老人クラブ会長の石川勝雄さんが行った閉会の模様です。

■縄ないや独楽

　この祭りは全員が参加する縄ないに１時間、ここは年行った男等の腕の見せ所ですが、上手な子もいて、いつの間にか長くなった縄で縄飛びをしているところもありました。

　次の１時間がチャレンジコーナーで、ペーパークラフト、木工クラフトなど６種。

　続いての１時間が遊び体験コーナーということで、コマ回し、けん玉、お手玉、あやとりなど、これも６種。

　昔の小学生は冬になると農家のニワという所で独楽ブツケをしたものですが、今の小学生には独楽は難しいようでしたが、何回かの挑戦で回り拍手をもらう子もいて何かの自信につながれば。

　いよいよ昼食。味噌をつけた握り飯を菜っ葉で包んで焼いたベンケイメシにとん汁、フランクフルト、チョコバナナ、コンニャク煮などで腹一杯に。

■地域の応援団

　昔の遊び・昔の味を楽しみ、世代交流のために１００人を超える子どもたちが参加。主催者の挨拶をした野宮奨さんが会長を務める青少年育成協議会役員や婦人会、老人クラブ、生涯学習推進員、中高生のボランティア、畑指導者の会など地域の応援団も大勢の参加でした。