きびちょ

安倍総理の恐怖政治
民報藤島2015年2月8日第985号

 恐ろしいことではありませんか。こんなことに馴らされてはいけませんヨ。俺には背スジが凍る感じですが。

▼何がかと言えば自民党政府の国会答弁です。シャーシャーと民主主義を否定しているのだ。ナント言われようとシュクシュクと新しい基地を作るというのだゼ。

▼まさに恐怖政治そのものでショ。辞書によれば恐怖政治=テロと出ていましたが、今の首相や官房長官の沖縄県民に対する行為はそれに当てはまるでしょう。

▼この頃「○○特区」と名づけて特別に奨励しようという施策があるようだが、沖縄を戦後70年、一貫して米国の軍事基地という「特区」にしてきたのだ。それがイヤダという沖縄の総意が示されたのだ。

▼それをナンノ痛苦も感じず眉ひとつ動かさず沖縄の心を否定している。こんなことは民主主義の社会では許されないことなんです。これこそ民主政治でなく恐怖政治に外ならないでしょうヤ。

▼戦後70年間の中には今年の予算のつけ方のように財政的にシメツケて、政権の思いに添う県政を操作してきたことがあったが、今度はそんな手は通じないゾ、というのが衆議院選挙の結果なんです。

▼この沖縄の心こそ、今自民党が推めようとしている「地方創生」ということにピッタリではありませんか。島グルミで基地に頼らないで沖縄を発展させるというんですから。ナニも官僚がイバッテ審査をする必要もないことでしょう。

▼アンタ方からすれば両手を上げて歓迎すべきことですヨ。そうしてこそ民主政治でしょう。(石川)

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