きびちょ

オモンパカル

　日本にはオモンパカルという言葉がある。相手の考えていることを思いそれに応えようとすることのようだ。

▼だからだろう。日本では首相になると必ず大統領に逢いに行く。その際、同盟の進化とか称して相手の喜ぶものを持っていき、自分を売り込むのだ。

▼政府が右と言えば左とは言えないという人は、選んでくれた首相をオモンパカッテ、テレビに口を入れたんじゃないのか。こんな会長をオモンパカッテ社員が爆笑問題のネタ本に口を入れたのだろう。

▼会長は何も指示してないというが、悪いことをしたからと注意するのでなく、お笑いでも気をつけた方が良いと言ってるから、社員が気を利かしたことになるんじゃないの。

▼イヤな世の中になってきてるとは思いませんか。秘密保護法が公布されたばかりで、多くが国民に秘密にされたとの報道の時だ。

▼昔は天気予報まで秘密にされたし、戦争に反対や日本が負けるなどと言えばショッピかれた時代があった。今そんな心配をしなければならないようですヨ。

▼憲法21条には検閲はこれをしてはならないとある。ＮＨＫでネタ本を出させたこと自体が憲法が禁ずる検閲に当たると思うのだが。

▼マスコミで問題にしてないようだが、テレビに出る方々には大きな精神的圧力になったことは誤りないでしょう。抵抗すれば仕事がなくなるんだからサ。

▼憲法12条は、自由及び権利は、国民不断の努力によって保護せよとなっている。ここはお笑いの方々と一緒に頑張らなければならない時だゼ。（石川）