共産党は憲法違反として反対し受け取りもしない。しかし１９９５年から実施され、一人２５０円を総人口にかけた額を各党が、共産党が受け取らない分も含めて山分け。この20年間の総額は６３１６億円、うち自民党は２８７４億円で収入のほぼ60％だ。
しんぶん赤旗14日付は、１面トップで「ためこみ８億円」、15面で「あきれた使途」で悪の実態を報じている。使い残しは基金にして貯めてもいい。議員個人もいいので、山谷えり子国家公安委員長２０１８万円余、小泉進次郎議員１１０９万円余といった調子だ。
税金を私物化し、規制もないので乱脈ぶりにはあきれてしまう。問題になったカレンダー作成、親族企業の事務用品代、車購入、ゴミ処理費、飲み食いなどに当てている。きわめつけは人件費で、領収書不用なので何にでも使えるのである。こんな出鱈目な助成金はすぐ廃止するしかない。共産党は提案とともに大きな国民運動を提起している。
