きびちょ

選挙で本当のことを言っていたんだかネ
民報藤島2014年12月21日第979号

 今回の選挙は大変な天気のうちにおこなわれましたね。徳島県の山の上などとアベノミクスが届いていない地方が荒天だった気がして。

▼ところで共産党を除く各党は、本当のことを言っていたんだかネ。例えば首相は福島に行って原発を語ったか?。大きな圧力で約束をホゴにさせ、今回は知事選挙で負けた沖縄に首相は行かなかったし、強行採決をし国民にテイネイに説明すべきだったと何回か言っていた秘密保護法が、選挙中に公布になったが一言もなかったじゃないですか。憲法九条の解釈を変えて戦争をする国にしたことも。

▼県3区の自民党候補はTPP反対みたいな表現ながら、良く読めば反対でないんだ。これをTPP反対だと見て投票した農業者があったのではないか。

▼声高に軽減税率をトナエル党は、どんな物が軽減されると言っただろうか。家計を守る軽減税率と言うならば10%に上げないのが家計を守ることだろうに。

▼身を切る改革を言う維新の会は比例を削ろうというもので、こんなことをしたら国民の声がますます国会に届かなくなるんだゼ。年間320億円も税金を使う政党助成金をなくすればいいんだ等々。

▼本当のことを言わないで選挙をしたことは国民をダマシていることになるんだが、選挙は終わってしまった。そしてアンナ結果だから総てが許されたと考えるだろう。絶対多数の馬力で暴走することだろうが、国民には戦争を許す方向だけは絶対阻止しなければならないとの覚悟が必要です。(石川)

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