きびちょ

右往左往するより10％はキッパリ中止を

　戦争ができる国にするわ、消費税は上げるわ、秘密保護法で戦前の暗黒政治にするわ、ＴＰＰを進めるわ、国民の半数以上が反対しても言うことを聞かない。こんな政権は早く止めてもらうしかないと主張してきた日本共産党の他は、降って湧いたような総選挙で右往左往と言うところ。

▼民主党は、３党合意で決めた消費税の10％先送りすることにナンノ相談もないと不満を言っているが、消費税を上げられるような景気じゃないことにまだ気づかないのかノー。

▼かと思えばその３党の１つ公明は、軽減税率を掲げているのは我が党だけと、今から10％に引き上げたことの先を約束している。

▼首相も公明も、景気が悪くても１年半後には消費税を10％にするゾと言ってるのだが、まさか自民党が政権から追い出されることはあるまいと、タカをククッテの選挙なのだ。

▼違憲状態との最高裁の判断が下っている小選挙区制でまたも４割位の得票で７～８割の議席が取れると踏んでのことだろうゼ。

▼県内の各首長が支持政党を言い出したが、消費税が上がったら生活が困るという市民のことを考えているのだろうかノー。

▼ここは日本共産党が掲げる、10％は「先送りでなくキッパリと中止を」。これがいいじゃないですか。こうすれば10％にしなくても社会保障は守れるし、財政再建を図れる財源はあると、チャンと対案を出してるんだからサ。

▼だから10％にして軽減税率を、ナンテ変な約束をする必要がないんだヨ。（石川）